生活スタイルに合わせて介護職として働きたい場合、きっちり時間で働くアルバイトやパートを選択するという手もあります。法律上は、アルバイトとパートの違いがないものの、多くの人が勤務形態が異なると解釈しています。
アルバイトは勤務日数が少なく、パートは勤務時間が短い状態を指すのが普通です。一般的な勤務形態は週5日で8時間勤務が一般的であり、これがアルバイトなら週3日勤務、パートなら1日4時間勤務が基本となります。週3日勤務かつ1日4時間勤務という状況ならば、アルバイトとパートを兼ねている状態です。
このように異なる意味で浸透しているアルバイトとパートですが、介護職の求人票においては同義として扱われてることは珍しくありません。そのため、アルバイトに応募しようとしたらパート勤務だった、またパートだと思って問い合わせたらアルバイトだった、というケースは少なくありません。
ほかにも就業者の立場によって、両者の言葉を使い分けるケースもあります。例えば学生が介護施設で働いてお小遣いを稼ぐような状況ではアルバイト、主婦が家事の合間を利用して働く状況ではパートと呼ばれることが多いです。
非正規で介護職として働く場合は、勤務日数を減らして働きたいのか、時間を短くして働きたいのか明確にしておきましょう。また、入職してから勤務日数や時間が変わることがないか、求人側に確認することも大事です。残業ばかりで自分の時間が持てない、賃金が発生しないサービス残業はやりたくないという人は、勤務形態の変更を視野に入れてみてはいかがでしょう。
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